“2人目の出産は産道ができてるから一人目よりも産みやすい” 一度は聞いたことがあるこの言葉。
実際のところどうなんでしょう。できるならそうであってほしいところ。
だって、あの痛みは壮絶すぎます。
母強しとかいうけど、強いわけでも、痛みに絶えたわけでもありません。
とっくに痛みの限界越えてるんですーーーー!!!!涙
とりいそぎ結論。
私の場合は経産婦だからといって、
出産にかかる時間は早くもなく、
陣痛の痛みだって一人目と同じくらい辛く、
2人目だから出産しやすかったということは1ミリもありませんでした。
経産婦だからと、変に期待してしまった分、逆に辛かったかも・・・。
あ、一人目の出産と同じだったことといえばもうひとつ。
それは、生まれたての赤ちゃんを抱っこしたら、直前までの壮絶な痛みは忘れるということ。
私の2人目出産時の体験談と合わせてレポートします。
経産婦だからこそ。出産が近づくにつれ思い出す、あの痛み
私の友達は、1人目を陣痛開始から6時間で産み、2人目は3時間で産みました。
時間でいうと半分に短縮!
友達は自分の経験から「痛みは同じだけど、2人目は出産楽だよ~。」と言っていました。
私の母もよく自分の出産を振り返りながら「2人目はほんとあっという間だったのよ~。」と言ってました。

いつもの楽天的性格ゆえ、私は気楽に構えてました。
ちなみに1人目出産の時は、陣痛誘発剤を使って出産。
なんですかあれ?涙
どんどん痛みが増していって、極限状態。とんでもない痛みでした・・・。
経験してるからこそ、ジワジワ思い出すんですよね、あの痛み。
2人目は楽に産めるだろうと思っても、やっぱり出産が近づくてドキドキです。
これって陣痛!?
出産予定日の3週間前。
「チクチク」という下腹部の痛みを感じました。

陣痛らしき痛みの間隔を図ると、5分おき・・・。
これはたぶん陣痛だ!と思い、とりあえず病院に電話。
すぐ病院にきてくださいと言われました。
ドキドキしながら母に連れられ病院へ。
到着すると、すぐに内診で子宮口の確認をしました。
その時の子宮口は1㎝でやわらかくなってきていると先生に言われました。
陣痛らしき痛みがあるので、そのまま分娩室へ行くことに。

もう内心ドキドキ!
痛みは、変わらずチクチクだけど、時々ジンジン強く痛む。
分娩台にひとり残され、陣痛らしき痛みの間隔が短くなるのをひたすら待ちました。
分娩室で病院食の夜ご飯を食べ、仕事を早めに切り上げた夫も分娩室へ駆けつけてくれた!
しかし、待てども待てども陣痛らしき痛みは、あくまで陣痛らしき痛みのまま。
分娩室で待機して3時間・・・結局「一度病室で休みましょう」となり、一晩病院に泊まりました。
夜は、スヤスヤ夢の中。笑
・・・そうです。
これは前駆陣痛ってやつです。
結局、翌日朝ごはんを食べて自宅へ帰宅しましたとさ。ちょっと拍子抜けです。
1人目のときは、前駆陣痛が全くなかったので、まさか前駆陣痛だとは考えが及ばなかった私。
帰宅後も、時々「チクチク」「ジンジン」とした子宮の痛みが出産まで続きました。
前駆陣痛の痛み。2人目にしてはじめての体験です。
今度こそ陣痛はじまった!ママがんばるよ!
そんなこんなで、前駆陣痛を感じながらものんびりとした正産期。
お腹は一段と大きく膨らみ、友達にもびくりされるほど。
我が家のこどもたちはお腹のなかで大きく育つ傾向があり、正産期後のエコー検査では、体重の想定が3800gと言われてました。
そして、ついに予定日当日。
その日の朝におしるしがあったので、なんだかソワソワ。
お昼頃からまたいつもの前駆陣痛が始まりました。
でも、なんだかいつもの前駆陣痛と違う・・。
痛みがゆっくりだけど強くなる感じ。
16時、痛みも強くなってきたので病院へ向かいました。
内診をしてもらうと、子宮口は3㎝。
痛みも徐々についてきているので、今度こそ出産になるだろうと分娩室へ通されました。
長引く陣痛、開かない子宮口。経産婦なのに・・。
私の場合、とにかく陣痛が強くなるまで時間がかかりました。
じんわり陣痛を感じ始めたのがお昼の12時。
それから徐々に陣痛が強くなり(といっても全然我慢できる痛み)分娩室へ入ったのは17時。
またもや分娩室で夜ご飯を頂き、陣痛の間隔が短くなるのを待ちました。
夫も早めに駆けつけてくれました。

陣痛があまり強くならないので、夫にこんなことを言う余裕ぶり。笑
もちろん?ところが?!
甘くなかった・・・。
本格的に陣痛が始まり、会話ができなくなるほど痛みだしてきた。
弱い陣痛が始まってから8時間後、夜の20時を回った頃でした。
痛みがついてきたところで、助産師さんが子宮口の開きを確認します。
「まだ4㎝だね~」

かなり痛みが強かったので正直、子宮口は8㎝くらい開いたものだと思ってました。
陣痛の痛みと子宮口の開かなさに絶望を感じつつ、正気を保つのに精いっぱい。
あの余裕ぶりはなんだったんだ! と思うほど状況が一変です。
そしてここからが本当の戦いのはじまり。
立ってても横になっても、なにをしても痛い!
ありとあらゆる体勢をして、痛みをどうにか抑えようと必死になる私。
子宮口は、その後もゆっくり時間をかけて開いていくのでした(涙)
経産婦の出産。想像以上に壮絶でした。
もう時間は、23時。 陣痛を感じ始めてから11時間も経過してます。
いよいよ痛みもピークです。
というか、ピークはもうとっくに越えてピークのピークです。
するとついに、待ち望んでいた言葉が。
「子宮口全開です~!」
そのとたん、破水。(恐らく、子宮口確認するときに先生が破水させました)
さっき痛みのピークのピークを越えたピークがやってきました。もはやピークのレベルが想定不可
でも、ここからが早かったのです。
分娩台が動き、いよいよ出産の体勢に入ります。
私は痛みに我慢できずあっちに動いたり、こっちに動いたり、体が落ち着きません。
もう叫びまくりです。完全に我を忘れています。
なんとか、赤ちゃんをださなくては!
最後の力を振り絞って、先生の合図に合わせて力みます。
力むこと4回。
ついについについに!!
産まれてきてくれましたー(涙)かわいいかわいい赤ちゃんが。
すると助産師さん「すごい!大きい!4450gの赤ちゃんです」
先生も私もみんなが
「え!」
先生が2回聞き直すほど、大きい大きいわが子が産まれてきてくれました。
2人目の出産は楽・・ではなかった。まとめ
ここまでの話の通り、私の場合は決して楽ではありませんでした。
1人目の出産の時は6時間。
2人目の出産では、計12時間近くかかりました。
とはいえ、陣痛が本格的に痛み出してからと考えると5時間くらいでしょうか。
1人目と同じく2人目も子宮口が開くまで時間がかかったので、そういうタイプなのかもしれません。
赤ちゃんが想定以上に大きかったので、2人目とはいえ出産がよりハードだったということも言えるのかも。
とりあえず、2人目を出産して言えることは
痛みはやっぱりあの痛み ということ。
ただ、どんなに痛く苦しかった出産でも、産まれたての赤ちゃんをこの手に抱いた瞬間、最高に幸せな気持ちで満たされます。
赤ちゃんは産まれた瞬間から、親孝行をしてくれてるんだなぁと思います。
これから2人目の出産を控えている経産婦ママさんは、この体験談をきいてドキドキさせてしまったかもしれません。ゴメンナサイ。
でも、2人目だからと過度に期待しすぎてしまうと、
出産の大変さに対するハードルが低くなってしまいます。
私のように陣痛が長引いたり痛みが強かったりすると、予想以上の大変さに途中心折れそうにもなることも・・・。(まさに私はコレでした)
出産はいつだって命がけ。楽なんてことはない
そう覚悟してどーんと構えておきましょ。
赤ちゃんに出会えた瞬間、痛みなんてふっとびますから。
番外編。最後のやってきた思わぬ出費
赤ちゃんとの入院生活を終えお会計をしたときのこと。
3週間前に、陣痛と勘違いして1泊入院した費用が追加されてました。
その額6万円。
随分と高くないですか??汗
夕方病院に入って、次の日の朝には帰宅したんですけど。分娩台に乗ったりしたからカナ?
あの時、泊まらずに一旦自宅に帰宅すれば良かった・・・。
入院費用について確認すればよかった・・・。
と地味に後悔の嵐。
2人目の出産は、こんな学びも与えてくれる経験となりました。
出産に備えて。安産のお守りラズベリーリーフティー
ヨーロッパではラズベリーリーフティーは安産のためのお茶として昔から飲まれており、
実際に妊娠8か月から毎日飲み続けた結果、第二期分娩期(子宮口全開から胎児が膣を通過し外にでるまで)の時間が平均9.6分短く、バキューム吸引の割合が低い、という報告がされているとのこと。
私は、にぃに、おとっとの妊娠時に、妊娠後期8か月から安産ハーブティーの「ラズベリーリーフティー」を飲んで出産に臨みました。
これを飲んだから、陣痛がそこまでひどくなかったとか、安産だった、とは正直言えませんが、第二期分娩期(いきんでから)に関してはスムーズだったという実感を持っています。
兄さん・弟くん共に4回ほどいきんで生まれてきてくれたので、勝手にこのラズベリーリーフティーのおかげもあるのかなぁと。
妊娠中は、この紅茶を飲んでいると、気持ちも落ち着くし出産にむけて準備している感もあって、そういう意味でも私にとって欠かせない飲み物でした。

お気に入りのハーブティーだったので、義理妹・仲良しの友人の初めての妊娠時にはこのラズベリーリーフティーをプレゼントしました。
妊娠中は、飲めるものも限られるし、こちらのラズベリーリーフティーはオーガニック(JAS認定・英国のオーガニック認定)を証明されている正真正銘の有機ハーブティーなので安心して飲めるのがうれしいです!
経産婦だからこそ、出産の痛みが怖かったり・・という不安もありますよね。
安産のお守り代わりに、こういった紅茶を飲んで出産に備えるのひとつだと思います^^
最後までお読みいただきありがとうございます^^
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