我が家の兄さんは、3歳の頃から眼鏡をかけています。
眼鏡は、フレーム+レンズを合わせるとそこそこお値段がかかります。
でも、ありがたいことに眼鏡を作る際は国から補助金がでます。
今回は、子供の眼鏡の補助金制度についてわかりやすくまとめていきます。
弱視と診断され、眼鏡をいざ作る!となっても、条件を満たしていれば大きい出費にならないので、忘れずに申請を行ってくださいね。
子供の眼鏡。補助金の支給を受けるための条件
子供の眼鏡(コンタクトレンズ)を作る際、補助金を受けるためには、以下3点の条件を満たす必要があります。
- 被保険者証等にり被扶養者であること
- 申請時に9歳未満であること
- 弱視、斜視・先天性白内障術後の屈折矯正等が必要と医師に判断された場合
視力の低下による近視などの視力矯正用の眼鏡は適応対象外となるので、注意が必要です。あくまで、治療用の眼鏡が対象となります。
支給限度額はいくら?全額じゃないの?!
補助金は、残念ながら全額支給でなく、一部負担となります^^;
まず、自己負担分を除いた、国で定めれた支給限度額は以下の通りです。
【支給限度額】
- 眼鏡 38,461円
- コンタクトレンズ 15,400円
次に自己負担額ですが、
- 未就学児は2割負担
- 小学校就学以上は3割負担
となります。
ちなみに、9歳以上は支給対象外となります。
【眼鏡作成費用が18000円。自己負担が2割だった場合】
〈計算〉18000×0.8=14400円
→支給される金額は14400円。
そして自己負担額については
〈計算〉18000ー14400=3600円
自己負担は3600円となります。
子供の眼鏡。補助金を受け取るための申請方法
1.病院で以下の書類を受け取る。
- 医師の治療用眼鏡等の作成指示書の写し
- 診察の検査結果
2.お店で眼鏡を作成。いったん金額を負担し、領収書をお店側から受け取る。
- 眼鏡購入時の領収書
3.1と2の書類を社会保険事務所・組合・市役所等へ提出する。
【書類の提出先】
- 国保 →各市町村の役所
- 社保 →各市町村の社会保険事務所
- 健保組合→扶養者の勤務先給与課・庶務課等

4.自己負担額を差し引いた額が支給される
無事支給が決まると
加入保険機関から、支給決定通知書が届くので忘れず受け取り確認しましょう。
子供の眼鏡。2回目以降の購入時、再給付はできる?
子供が弱視と診断された場合、定期的に眼科で検査を受けて、適正な視力の眼鏡をつけることがとても大切な治療になります。
また、1年もたてば子供の顔の大きさも成長しますし、その都度子供のサイズに合った眼鏡をつける必要があり、買い替えは成人の人よりも多くなります。
そんな現状を踏まえて、
子供の眼鏡を作りなおす際は、再び補助金を受け取ることができる制度になっています。
ただし、条件があります。
- 5歳未満の場合→前回の給付から1年経過後
- 5歳以上の場合→前回の給付から2年経過後
我が家では、5歳で一度作り変えました。(レンズが傷ついてしまい)
そうなると、9歳になるまであと1~2回は作りなおしできるかな?
でも、なぜ給付金を受け取れる年齢が9歳までなんでしょう。
眼鏡の購入はなかなかの負担になるので、もう少し助成が手厚いと助かるなぁというのが、主婦の本音です。(とはいえ、もらえるだけありがたいのですが!)
使い心地がよく兄さんが気に入っている眼鏡についてはこちらの記事で書いてます。
今回は、子供の眼鏡の補助金についてのまとめでした。参考になれば幸いです。
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