私は、布ナプキン歴13年の布ナプキン愛用者です。
正直、もう布ナプキン以外考えられないっ!!
時々、ケミカルナプキンを使うこともありますが、、早く布ナプキンに変えたくて仕方なくなります。
なぜそうなったのか。
経皮毒が心配だし・・とか自然派志向だからとか、そんな理由じゃないんです。
もーっともーーーっとドシンプルな理由。
今回は、私が布ナプキンを手放せなくなった理由、使ってみて思うメリットを書いていきたいと思います。
布ナプキン、気になるけどどうなのかな?という方の参考になれば嬉しいです♪
布ナプキンを始めたきっかけ
布ナプキンというものがあることすら知らなかった13年前の若かりし私。
ある日、右下腹部に痛みを感じて婦人科を受診したんです。
エコーでみてもらうと「右の卵巣が少し腫れている」と言われました。
また、症状的に子宮内膜症かもしれないということで、ピルを服用して治療したことがあります。(が、副作用で体重増加が気になって早々止めました)
当時そんな話を友人に話したところ、「経皮毒」の話を教えてもらい、オススメされた本を読んだのです。
当時読んだ本です。
経皮毒とは、皮膚から有害な化学物質が吸収されて体内へと入り込むことをいいます。
洗剤やシャンプー、化粧品・・日常生活で使うあらゆるものが、経皮毒として体内に吸収されているといい、
この経皮毒がアトピーや子宮内膜症などの要因のひとつとして考えられている説もあります。
中でも、女性器は経皮毒の吸収率が体のなかで一番高い場所といわれています(経皮吸収率を腕の内側を1としたときに、女性器はその42倍)。
市販のナプキンは石油由来の化学物質からできているので、女性器に直接あてることで有害物質が吸収されるという懸念があるそうです。
ただ経皮毒については、すべての人の体にどれほどの悪影響を及ぼしているかについては私自身不確かな部分も多いです。
なので卵巣の腫れや子宮内膜症を治すことに直接関係があるともいえませんが、当時の私は少しでも体に影響を及ぼしているものがあるとするなら、それを取り除きたい!と感じ、布ナプキンものにチャレンジしてみることにしました。
ようは、経皮毒が心配だから。
これが布ナプキンをはじめた最初のきっかけです。
はじめての布ナプキン。思った以上に楽ちん&快適!!
布ナプキンと聞くと、どんなイメージでしょうか。
- 使い捨てじゃないから不衛生
- 毎回洗うのが面倒
- 布ナプキン代のコストがかかりそう
- 臭いが気になりそう
実際、友達と布ナプキンの話をしたときに、こんなマイナスイメージがあることがわかりました。
正直、私も初めは同じようなイメージ。
続けられかわからないけど・・というちょっと弱気な気持ちで布ナプキンを購入したのを覚えています。
そして、そんなこんなで布ナプキン初装着!!
ん?
あれ?
付け心地がなんとも最高なんですけど!!
通常のナプキンだと、生理中に体動かしたりすると、違和感があって不快だったのだけれど、布ナプキンだとピタッと肌に馴染む感覚で下着とそう変わらない装着感。
想像以上にいい感じ☆
このとき、布ナプキンをつけた下着のもう一枚生理用ショーツを重ねてはくとより肌に密着してフィットしてくれるのでオススメです。漏れ予防にも効果的☆
他に、臭いも特に気にならず、血の付いたナプキンの洗濯も、バケツに付け置き→洗濯機にポイっと入れて洗うという単純な流れで十分キレイになるので負担ゼロ。
布ナプキン、1度買えば結構長く使えるのでコストもさほどかからない。
実際、私の場合は、13年間布ナプキンを使っていて、追加購入したり買い替えたのは3回程度。
毎月ナプキンを買うという手間もお金もかからないので、なんだか得してる気分にさえなります。
実際に使ってみると、布ナプキンを継続していくことへのハードルはぐぐぐっと下がって、どんどん生活の一部へと馴染んでいきました。
*布ナプキン使ってみて*
- 付け心地最高。肌にフィットする!
- 使用後のもみ洗いは一切不要。つけ置きと洗濯機で楽々キレイ。
- 臭い、気にならない。
- 初期費用はかかるけど、かなーり長持ちする(私の場合は4年はもつ)のでコスパよし。
布ナプキンで感じた3つの体の変化
布ナプキンを使うことで変化した体の感覚も書いていきますね。
先ほども言ったように、なんといっても
- 快適な付け心地。
これに加えて、
- 長時間あてていてもジンジンした肌の刺激痛が一切ない。
- 蒸れないため、かゆみがない。
ということも驚いた変化でした。
逆を言うと、これら3つが、市販のナプキンを使っていて不快に感じていたことだったのです。
生理の憂鬱さって、腹痛や腰痛・イライラ、落ち込みだけでなく、付け心地の不快感というのもあると思うんです。
カサカサしたケミカルナプキンではなく、やわらかい布製のナプキン。
女性器に当てているものが違うと、こんなに肌への刺激が違うんだなぁと感じます。
この他にも、体が冷えなくなった、生理痛が改善したなどといった布ナプキンによる変化を感じる方もいるようです。
私は、そこまで自分の体の変化を敏感に感じ取れませんでしたが、ご自身で自分の体の変化を感じ取りながら、布ナプキンと付き合ってみるのもいいですね^^
布ナプキンを使って分かったデメリット
市販のナプキンから布ナプキンに変えたときに、不便さも多少感じました。
*布ナプキンのデメリット*
- 外出先でナプキンを変えたとき、捨てれないので血の付いた使用済みナプキンを持ち歩くことになる。
- 時々漏れることもある。
- 布ナプキンの数が足りず、市販のナプキンを買って対処することもある。
- 布ナプキンを付け置きする場所の確保。
私は、もともと生理の量が少ないほうなので、そこまで負担はないのですが、外出時の布ナプキン問題は、量が多い人にとっては結構負担になるかもしれません。
私は、普段はポーチにビニール袋を入れてそこに使用済みナプキンを入れて対処してますが、仕事などで外出が長くなる時は、市販のナプキンを使うなど臨機応変に対応することもあります。
あと、地味に困ったのが布ナプキンを付け置きする場所。
結婚したばかりのとき、旦那にみられるのがいやで付け置きしているバケツをどこに置こうか悩んだこともあります(苦)
が、フタつきバケツをお風呂の隅に置いて、浸けけ置きするというスタイルで落ち着いてます。
ナプキンの枚数や、漏れないようにするための取り換えのタイミングは、使っているうちにうまく具合に活用できるようになってくると思います。
布ナプキンの洗濯方法は、浸け置きでラクラク。
100均の「セキスソーダ」を使おう!
洗面器の大きさに水を入れて、小さじ2杯程度のセキスソーダを加えます。(実際は適当にパラパラ)。
そこに使用済みのナプキンを入れてしばらく浸け置きしておくと血がみるみる落ちていきます。
その後、水に溶け出た血を流水で洗い流し、他の洗濯物と一緒に洗濯機へGo!
これだけで血がまっさらキレイに落ちます。
※使用した布ナプキンはその日のうちに浸け置きします。時間が空いてしまうと、汚れが落ちにくくなる場合があります。
私の場合、日中浸け置きしおいた布ナプキンをお風呂に入ったときに、まとめて流水で洗い流して洗濯機に入れてます。
とっってもラクチンにできるので、この作業に負担は一切感じずストレスフリーです♪
オススメの布ナプキン
布ナプキンを選ぶ時のポイントはこの3つ。
- 羽根つき。→スナップボタンで固定するタイプはズレないので安心です。
- 防水シート入り。→漏れる心配が軽減。
- 夜用も1~2枚必要。→夜は勿論、多いとき・取り換えまで時間がかかるときなどにも使える。
- 好みの色・デザイン。→意外と大事w。かわいいデザインで揃えると、生理時に使うのが楽しみになる!
通常の布ナプキンは、洗って使うので2日分あれば間に合うかな?と思います。
8~10枚くらい用意すると安心だけど、続けられるか不安な方は、最初は2~3枚試し買いして徐々に増やしていってもいいと思います。
↑サニーディズさんは、私が布ナプキンを始めた頃からある布ナプキン専門店。品ぞろえ豊富で布ナプライフのグッズも売っています。
使いやすい布ナプキンの形をしているので扱いやすいです。
こちらは夜用もセットになっています。
↑こちらは布ナプキンの老舗メーカーのすうぃーと・こっとんさんの布ナプキン。
リーズナブルだけど、国産のオーガニックコットンを使用してお肌に優しいです。試し買いにいい枚数のセット売りが嬉しい♪
↑女性らしいかわいいデザインいろいろな布ナプキン。
やわらかい素材で付け心地も抜群。多い日用の大きめナプキンのセットは、数枚もっていると便利です。
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様々な布ナプキンのショップがネット上にあって迷いに迷いますが、最後の最後に選ぶ後押しとなるのがデザイン。
お気に入りの色・デザインの布ナプキンにすると、それだけでなんだかモチベーションが上がります♪
上記で紹介した以外にも、いろいろな布ナプキンがあるので、探してお気に入りの布ナプキンをみつけてください♡
子どもの肌着をリサイクル∞節約型の布ナプキン
そろそろ新しい布ナプキン買い足さないとな~というときに、またお金かけたくないなーという私のケチっぷりが発揮してしまい、子どもの切れなくなった肌着をカットして、布ナプキン代わりにあててみました。
そしたら、とっても快適で使いやすさ抜群ではありませんか!!
子どもの肌着だから、優しい柔らかい素材で付け心地抜群な上、使い捨て方式でポイっと最後は捨てておしまい。
このやり方が気に入ってしまい、ここしばらくはもっぱら肌着のハギレを使って布ナプキン生活をしています。
時間のあるときに、肌着をチョキチョキ。そして生理用品収納ボックスにストックしておきます。
適当に折り曲げて厚みを持たせて使うので、今のところ漏れたりもしたことなく、付け心地も布ナプキン同様に下着のようにフィットして快適。
子どもの着なくなった肌着もフル活用できるし、とっても経済的でなおかつエコ。
布ナプキンになれたら(むしろ布ナプキンを買い揃える前の手始めとして)、こちらのやり方もとってもオススメです!
布ナプキン生活を始めてみよう!
布ナプキンが気になる。始めてみたい・・という方に声を大にして言いたいこと。
\布ナプキン快適すぎる!/
私は、この感覚を知ってしまったもんだから、布ナプキンをやめられなくなりました。
毎日子育てに仕事に・・バタバタ大忙しで忘れがちな自分の体のこと。
だけど、心地よいことを自分の体にしてあげると、精神的にも余裕が生まれるんです。
家族を大切にするのと同じくらい、自分のことも大切に。
それが家庭の好循環につながると思っています。
布ナプキンで、ここまでいうのは大げさかもしれないけれど。
小さな‟心地よい”感覚を、ひとつ、またひとつと見つけて、暮らしをより快適に、より楽しくしていきたいなぁーと思っています。
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