身近にあるスーパーといえばイオン。
そんなイオンに対して最近思うのが、お肉・野菜・冷凍カット野菜でオーガニックにこだわった商品をトップバリューとして売り出すなど、オーガニックの意識高めの商品を打ち出し始めてるということ。
正直、イオンにオーガニックといった商品は期待していなかったし、むしろ商品によってはできれば避けたい・・と思うものもチラホラあったので、このサービス展開は意外でした。
- 抗生剤不使用のお肉を買いたい
- 安全な食品を選びたい
- イオンのヘビーユーザー
- イオンのグリーンアイナチュラルってなに?
- 身近なスーパーでいい食品を買いたい
イオンがオーガニック市場を拡大する戦略を発表
そんなイオンが2018年に打ち出した戦略。
それは、2020年までにオーガニックや添加物・原材料に配慮したグリーンアイ商品を現在以上に拡充し、農産物のオーガニック構成比を5%(2017時点で1%)を目指すというもの。
オーガニック商品は本来価格が高くなりがちですが、イオンは独自の流通を通して消費者が購入しやすい価格で安定して提供できるとしています。
こうして、大手のスーパーがオーガニックを打ち出していく方針で進めていくことは、大きく意味のあることだなぁと感じています。
やはりオーガニック商品は、まだまだ価格が高めで、選びたくても選べない こともありますし、
選びたいけど置いていない、というようにオーガニック商品がまだまだ充実していないスーパーも多いと感じているので。
求めやすい価格で当たり前のようにオーガニック商品を選べる。
そんな環境が整えばうれしいし、安心だなぁとこれからの市場に期待しています。
イオン・グリーンアイナチュラルのお肉は何が違うの?注目すべきポイントまとめ
お肉のコーナーに行くと、グリーンアイのシールが貼られたお肉シリーズが置いてあります。
見かけたことがあるという方
購入したことがあるという方も多いかと思います。
価格は、グリーンアイ商品ではないお肉と比べると少し割高です。
とはいえ、高すぎる設定ではなく比較的消費者が求めやすい価格を設定しているなぁという印象です。
注目すべきはこだわりポイント。
一体、普通のお肉と何が違うのか?
どう安全なのか?
詳しく調べてみると、パッケージを見ただけでは分からないことみえてきました。
グリーンアイシリーズの豚肉・鶏肉・牛肉をそれぞれ見ていきましょう。
イオンのグリーンアイナチュラルポーク。子供にも安心して食べさせたい「3つの不使用を約束」
この豚肉に関しては3つの不使用を提言しています。
- 抗生物質不使用
- 合成抗菌剤不使用
- 遺伝子組み換え飼料不使用
※ただし、病気予防のためのワクチンは投与しています。
国内で抗生物質や合成抗菌剤を使わずに豚を飼育することは、環境の整備や飼育スキルなどで高度な条件が必要となるため非常に難しいとされているそうです。
そのため、通常スーパーで売られている豚肉のほとんどが、薬剤を投与される環境下で育っています。
一方、グリーアイナチュラルポークは
病気を予防するための環境を整え、個体管理を徹底して行うことで、生まれてから一度たりとも抗生物質や合成抗菌剤を使わないと約束しています。
また、国内の畜産物飼料の多ほとんどは、外国産の遺伝子組み換え原料の大豆やともうろこしを飼料として与えているといってもいいほど、飼料に関しての意識は低く、とにかくコストを抑えるための工夫がされているのが現状です。
そんな中、「遺伝子組み換え飼料は使っていない」と断言しているイオンのナチュラルポーク。
なかなかのクオリティ高さです。
1つ気になるといえば、放射性物質の検出などについては検査しているのだろうか?という点でしょうか。できればこの点についてもクリアにしてほしいところです。
【グリーンアイナチュラルポークの商品ラインナップ】
- 細切れ
- 切り落とし
- 超うす切り
イオンのグリーンアイナチュラル純輝鶏。薬を使わず自然に近い環境で育てる
狭い空間に鶏をたくさん詰め込んだ状態で飼育する環境が一般的である国内の養鶏場。
採卵用の鶏は身動きの取れないゲージ内で一生を終える・・という話も聞いたことがあります。
このような環境での飼育は、病気やウィルス感染蔓延のリスクがあるため、餌に抗生剤や合成抗菌剤を加え、あらゆる病気の予防を行っています。
また、鶏肉は非常に短い期間(約1か月半程度)で出荷できる状態に大きく成長させるために、成長剤の投与や、たくさん餌を食べさせてぶくぶくと太らせる飼育環境をとっています。
これが、一般的に売られている国産若鶏の現状です。
飼育状況を知ってしまうと、抵抗感を抱いてしまいます・・。
そんな中で、イオングリーンアイナチュラルの商品として売り出している純輝鶏。
安心安全でおいしい鶏肉を提供すべく、飼育時の管理体制にこだわって作られています。
主なポイントは4点です。
- 飼料への抗生物質・合成抗菌剤を不使用
- 成長を促す動物用医薬品不使用
- 定期的に飼料の残留農薬をチェック
- 出荷一週間前に、血液採取を行い鳥インフルエンザウィルスの検査を実施
※ただし、病気予防のためのワクチンは投与しています。
成長剤も使用せず、より自然に近い状態で育てて作られた鶏肉は、一般的に売られている鶏肉よりも品質の良さ・安心感があります。
お値段も比較的お手頃で購入しやすい!ということで、イオンに行くとこの鶏肉を購入しています。
【グリーンアイナチュラル純輝鶏の商品ラインナップ】
- 純輝鶏もも肉
- 純輝鶏ささみ
- 純輝鶏むね肉
- 上記のカット済みタイプ数種類
カットされてパッケージされているものもあり、使いやすいです
純輝鶏のココが気になる!
純輝鶏で与えている餌は遺伝子組み換え作物なのでしょうか。
グリーンアイナチュラルポークやタスマニアビーフでは、遺伝子組み換えの餌を扱っていないと明言していますが、純輝鶏では特に触れていなかったので気になります。
グリーンアイナチュラルで「遺伝子組み換え不使用」については統一してもらえたら、より安心感を持って購入できるなぁと現時点では感じています。
イオンのグリーンアイナチュラル・タスマニアビーフ。証明された品質管理だから、外国産でも安心感が違う
外国産のお肉は安全性に不安があり、できる限り避けるという方も多くいるでしょう。
(私もその一人です。)
そんな中でも、外国産とはいえグリーンアイナチュラルで提供しているタスマニアビーフは気になります。
どのように育てられているのかを調べていると、こちらも安全性を追求した品質管理がされていることがわかりました。
提言しているのは4つの不使用。
- 成長ホルモン剤不使用
- 抗生物質不使用
- 遺伝子組み換え飼料不使用
- 肉骨粉不使用※メモ参照
肉骨粉とは?どんなリスクがあるのか?については下記のように書かれていました。
牛・豚・鶏から食肉を除いたあとの屑肉、脳、脊髄、骨、内臓、血液等を加熱処理の上、油脂を除いて乾燥、細かく砕いて粉末としたものが肉骨粉。この肉骨粉を牛の飼料として与えるとBSEの感染源となりえることが指摘されている。 引用元:Wikipedeia
上記4点の不使用事項については、以下の通り証明されています。
- タスマニア州政府証明書が発行
- SQF認証(食の品質と安全性を監査する国際的なマネジメントシステム)済み
また、現地の直営場には、日本人スタッフも常駐。
品質管理を現地のスタッフ任せにせずに日本人がフォローするという体制がとられています。
グリーンアイが売り出すタスマニアビーフを安全性の確立されたブランドとして飼育していることがわかりました。
スーパーで気軽に買いたい!無投薬のお肉がもっと当たり前になったらいいな。
イオンが安心できる品質のお肉を提供していることはすごくありがたいなぁと思います。
子ども・家族の今と未来の健康への投資、と考えれば
安心なものを選ぶといことはとても大切なことです。
しかも普段行く近所のスーパーに安心できる食品があったら、便利だしうれしいですよね!
イオンのグリーンアイナチュラルシリーズは良心的な価格なので、とても助かります。
もっともっと当たり前に、無投薬のお肉が広がっていくことを切に願います。
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