子供のライフジャケットって何歳から着用するものなんでしょうか
1歳や2歳、まだ小さいうちはいらないかな?と思う方もいるでしょう。
とくに何歳からと決まっているわけではありませんが、今は1歳~でも着れるライフジャケットが多数販売されています。
海・川のレジャーへ行き、一緒に入るならば小さな子供でもライフジャケットの着用はすべきです。
では、実際どのようなライフジャケットを購入すべきか、そのポイントや
小さな子供から小学生まで、これはおすすめ!といえるライフジャケットをご紹介していきたいと思います。
種類が多すぎて迷ってしまったり、
どのくらいの浮力のものを選べばいいのかわからなかったり、
サイズはどのくらいがベストなのか悩んだり…
結構選ぶのって難しいんですよね。(ネットで買おうと思うと特に!)
参考になれば幸いです。
子供のライフジャケット着用は、1歳でも2歳でも海・川で遊ぶなら絶対にぜったいに必須
子供のライフジャケット着用は、海や川で遊ぶならば絶対に欠かせない必須アイテムです。
子供が幼児のうちは、親が常にそばについているから大丈夫だろう
そう思う方もいるかもしれません。
でも、いくらそばについていても、海や川に不意に落ちて沈んでしまった場合
体の小さな子供は、大人以上に一瞬にして見失う可能性が高いです。
その時に、ライフジャケットを付けていれば…と後悔しても遅いのです。
実際、海の転落時にライフジャケットを付けていた場合、生存率が2倍高くなるという報告もあります。(wear it ライフジャケットを着ようプロジェクトより)
子供がライフジャケットを着用する意味
- 幼児用の浮き輪などが万が一ひっくり返っても、沈まず浮く
- 基本的に浮くので、見失うことがない
- 水に浸かる面積を少なくし、体温低下を防ぐ
- 万が一流されたとき、命綱になる
特に、身近な危険として私が体感したことは
海で幼児用の浮き輪に子供を乗せてプカプカ浮いて遊んでいたとき、波につられてもし浮き輪ごとひっくり返ってしまったら、砂が舞い上がって下が見えない海の中で見失うかもしれない…(川でも同じことが言えますが)というリスクの高さ。
ライフジャケットを付けていれば、とりあえず浮いてくれるので見失わず、万が一の時に一刻も早く救出しやすくしてくれます。
浅いところで遊ぶから大丈夫、
釣りに行くだけで、水に入らないから大丈夫と思わずに
子供を連れて水辺に行くときは、常にライフジャケットの着用を義務づけることを家族ルールにしましょう。
子供のライフジャケットの選び方
子供のライフジャケットを選ぶにあたり、どんなことに気を付けて選んだらよいか。
選ぶ際の必須ポイントは以下の4点です。
- サイズが大きすぎずちょうどよい(ベルトでサイズ調整できるのが便利)
- 股下のベルトが付いている
- 子供の体重を支えるのに必要な浮力があるもの
- 原色・蛍光色のライフジャケット
これらをクリアしているものを選ぶ基準すると間違いないです。
1.サイズが大きすぎずちょうどよい
ライフジャケットを付けて水に入ると、陸で着用している以上にサイズにゆとりがうまれます。
大きめのライフジャケットを付けた場合、
肩がすり抜けてしまい、ライフジャケットが脱げてしまう恐れも。
子供のサイズより大きめサイズを選ぶのは危険が高いです。
そこでおすすめなのが、胴体部分に付いたベルトでサイズ調整できるライフジャケットです。
着けてみると、こんな感じで思ったより体のサイズにピタッと合わせての調整が可能です。
小さいうちはベルトが邪魔なのでゴムなどでまとめておくといいですよ。
股下のベルトが付いている
これも、絶対に必要です。
ライフジャケットを着て水に入ると、肩の部分が浮いきてしまうのですが、転落の衝撃や流れの強さによってはそこから体がすぽっと抜けてしまう可能性も。
それを防ぐのが股下ベルトです。(かなり重要な役目です)
水の中で股下ベルトを調整してあげると、肩の部分が浮きすぎるという着け心地の悪さも多少解消してあげることができます。
股下ベルトがついているかどうか、選ぶときは要チェックです。
子供の体重を支えるのに必要な浮力があるもの
安すぎるライフジャケットだと十分に浮力がついていないものもあります。
子供の体重別に必要な浮力をまとめました。 (出典:国土省)
体重 | 浮力 |
15kg未満 | 4㎏以上 |
15㎏以上40㎏未満 | 5kg以上 |
40kg以上 | 7.5㎏以上 |
3歳になる次男は現在16kgなので、浮力は5㎏以上のものを選ぶ必要があります。
この浮力について、記載のないもの(わかりづらいもの)もあるので、
購入時は、浮力がしっかり記載しているメーカーから買うことをおすすめします。
原色・蛍光色のライフジャケット
とにかく目立つ色を選ぶのもポイントのひとつです。
この理由はもちろんのこと、見つけやすい・見失いにくいためです!
水中に転落したり流された場合、目立つライフジャケットを付けていれば
より一層見つけやすく、見失いにくいので、早期救出につながります。
(救出する際、周りの人にも「〇色のライフジャケットを着ている」と子供の情報を伝えやすいくなります)
また、陸にいるときでも迷子防止にもなります。
迷彩柄やシックに黒、なんておしゃれな選択よりも、いかに目立つかという視点で選びましょう!
子供のライフジャケットにおすすめ!
1.着用写真あり。サイズ調整が魅力のAQAライフジャケット
これ、もってまーす!
なんといっても魅力はサイズ調整範囲の広さ。
これ1つで15㎏~40㎏まで対応してるのです。幼児のうちに購入しても小学生まで使えるのは、家計的にも助かりますよね。
浮力も十分にあるので、大満足です。
バックルは4か所。
4か所のバックルで、外れることがないようしっかりと体に取り付けることができます。
サイズは2か所から締めたり緩めたりして調節。
紐がダラダラで邪魔。でもちゃんとしまえるよ
↑この通り、だらんとした紐が気になります。
■余分な紐のしまい方
1.胴体部分の紐
ベルトを通す穴がいくつかあるので、そこに通して収めます。
2.腰部分の紐
我が家の子供たちが着るとこんなサイズ感!
■兄さん。5歳児/身長113㎝ 体重20㎏
※後日掲載
■弟くん。3歳児/身長103㎝ 体重16㎏
※後日掲載
2.小学生~おすすめ。ジュニア用ライフジャケット
こちらは身長125㎝~で小学生向けのライフジャケットです。
お値段がお手頃価格のわりに、浮力もしっかりついていて、股下ベルトも2か所つき。
安心して使えるライフジャケットです。
■サイズ:125~150㎝/体重25㎏~40㎏
■胸囲:最大84㎝
■浮力:5.1㎏
■カラー:全5色あり
■楽天市場で商品を見る
3.1歳~小さな子供にピッタリのライフジャケット
1番目に紹介したライフジャケットのさらに小さいバージョンです。
幼児を対象としたつくりになっており、浮力もばっちりあるので安心!枕部分のパットもついているので、あおむけ状態で頭部に浮力をつけることができます。
小さなうちから海・川のレジャーへ行く機会が多い方は、こちらがおすすめです。
サイズの幅広い調節はできませんが、背中部分である程度の調節可能です。
4.国交省認定の桜マークつき、ライフジャケット
小学生中学年~使えるライフジャケットです。
このライフジャケットは、国交省の認定をクリアしており、桜マークがついています。
いわゆる義務化されている小型船舶用救命胴衣として認められたライフジャケットです。
国にきちんと認められているだけあって、安全性に配慮したしっかりとしたつくりになっています。
ホイッスルがついているので、緊急時に助けを呼ぶことができますし、
肩部分には反射板もついています。救出時に目立つ仕様となっており、いざというときに大きな役割を果たしてくれるでしょう。
5.モンベルのライフジャケット
我が家も購入済みのモンベルライフジャケット。
いわずと知れたアウトドアブランドだけあって、作りもかなりしっかりしていて、使い心地よく子供たちも快適に着こなしています。
ジッパータイプでしっかり着用
バックルは3か所
幅広いサイズ調整が可能になっており、幼児~小学生まで長く使うことができます。
股下のバックルは2か所あり、水中のずり上がりをしっかり防いでくれます。万が一の時に1つが外れても安心ですし、2か所で体を支えてくれるので股下の負担も感じにくい作りです。
サイズは2パターンあり。
キッズ用のライフジャケットはサイズが2つ用意されています。
- フリーダムKid’s 85-125cm
- フリーダムkid’s 125-155cm
■サイズ:①85-125cm ②125-155cm
■胸囲:①48~62cm ②61~79㎝
■浮力:①3㎏ ②5㎏
■カラー:全3色あり
■価格:①5300円 ②5600円(税別)
■モンベル公式オンラインショップを見る
モンベルの子供用ライフジャケットはメルカリでお安く購入することもできます。
その時々で変動はありますが、だいたい3000円前後で出品されているものが多いです。
メリカリでは、モンベルのライフジャケットが人気のため出品されてもすぐに売り切れてしまう傾向にあります。
こまめにチェックするのがおすすめです。
子供のライフジャケット:まとめ
ライフジャケットって、子供たちは進んで喜んで着てくれます。
色がハッキリしてるし、見た目がカッコよくうつるのかな?
水辺に行くときは、ライフジャケットが必ず必要。
親が一緒にいないときに、一人や友達、兄弟だけで川や海に近づいてはいけない。
これを徹底して口酸っぱく子供たちに伝えています。
毎年毎年、子供同士で川に行き転落してしまったり、親と一緒に釣りいき転落してしまい命を落とす悲しい事故が絶えません。
たとえ安全そうに見えても、水辺へ行くときは最低限ライフジャケットを身に着けるという危険対策は徹底してほしい。
いかに川や海が危険な場所で、勝手に近づいてはいけない場所かを子供に知っておいてもらうことも
夏のレジャーを通して、親が子供に伝えられる機会です。
どうやったら体が上手に浮くか?を親子で練習する時間をもつとより安心です。
また、危ない場所や危険についても子供と顔を合わせて確認しておきたいものです。
水辺に危険はたしかにありますが、
自然の中で、しかも夏限定で遊べる川や海は子供にとって貴重で楽しい経験になるはず。
安全対策を万全にして、遊びに行きましょう~!
我が家の地域は雨と曇りばかりで、今年の川・海デビューはまだ先になりそうです(涙)
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