子供が3歳や5歳、と大きくなるにつれて
子供の行動範囲が広がり、予想外の行動をとることもありますよね。
ふとした瞬間に目を離して『子供がいない・・!!』
と見失い
寿命が縮みそうな経験をしたママもいるのではないでしょうか?
時々ニュースでも、子供がバーベキューやキャンプで目を離した隙に行方不明になってしまった、川に流されてしまったという痛ましい事件も起きています。
その度に、
同じ子供を持つ親として心が苦しくなると同時に身が引きしまります。
『子供から目を離してはいけない』
というのは大前提なのですが、
ちょっとした気のゆるみや隙が大きな事故へつながる可能性もゼロではありません。
子供を見失わない
迷子のリスクを最低限に抑えるために、
人混みが多い場所やアウトドア(キャンプやバーベキュー)で自然の場所を訪れる際は特に
子供に迷子になったときのためのアイテムを用意しておくのがやっぱり安心です。
この記事はこんなことを中心に書いています。
- 3歳~小学生低学年の子供向け迷子防止グッズ
- 今すぐに準備すべき迷子防止グッズ
- これがあったら安心!の迷子防止グッズ
- 子供が迷子にならないためにできること
防災グッズを家庭で揃える時と同じように、子供の命を守る『迷子防止グッズ』も
用意しておくことを強くおすすめします!
ではさっそく、迷子対策のアイテムからご紹介していきますね。
子供の迷子防止グッズ①ホイッスル
ホイッスルは今すぐ用意できる迷子防止グッズであり、いざという時のために
お出かけの際は子供に持たせておきたいアイテムでもあります。
我が家はキャンプや広い自然の場所へ行くときは子供1人につき1個
ホイッスルを持たせています。(ズボンにひっかけておきます)
事前に
- 吹き方
- どんな時に吹くものなのか
子供に教えてあげてから持たせましょう。
子供に持たせるホイッスルとして
- ホイッスルの大きさは小さすぎない
- 子供が楽にカンタンに吹ける
この2点を重視した選び方がいいです。
緊急用のホイッスルはとてもコンパクトなものも販売されていますが
コンパクトなホイッスルは失くしやすい、吹きにくいといった欠点もあります。
子供が持つことを考えると、失くしにくく、いざというときにすぐ手にとってどんな角度で吹いても音が出るホイッスルが安心です。
色付きで目に付きやすく、人の耳に一番聞こえやすい3200Hz付近の音がでるというこちらのホイッスルは3歳の子供も簡単に吹けるのでおすすめです。
子供の迷子防止グッズ②ココキッズ
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ココキッズとは?
警察や消防、自衛隊も導入する、人命救助用に開発された最新の電波技術を搭載している子供の見守りアイテムです。
山岳救難のために作られた捜索テクノロジー「ヒトココ」の電波技術でGPSでは捜索しきれないBluetoothが届かない広範囲の場所で子供がいる場所を探すことができます。
使い方もとても簡単!
大人が親機、子供に子機を持たせ、親機のボタンを押すだけで
子供が近くにいるか・どの方向に、どのくらい先の距離にいるかがすぐにわかります。
その他にも以下の特徴があります。
- 子機の重さは100円玉4枚分と軽量
- フル充電から最大3か月使用可能
- 見守り機能付き(10~100mの5段階設定でその範囲を超えるとアラームでお知らせ)
途中で充電が切れたという心配もなく、また重さもとても軽いので
子供の遊びの邪魔になりません。
ココキッズを使う方法と料金は?
月単位でのレンタルとなります。
料金:月額980円(税別)
端末追加の場合:親機1台追加→月額800円+/子機1台追加→月額500円+
申し込みの際は合わせて送料が300円(税別)かかります。
これなら、例えばキャンプに行く夏休み期間中だけレンタルするなど
単月で利用するのもありですよね。山の中でも使えるというのはとても心強いアイテムだなと感じます。
子供の迷子防止グッズ③ファミリードット
ファミリードットとは?
ファンリードットはGPSの信号に加えて、周囲のWi-Fiアクセスポイントや携帯基地局の電波を使って位置情報の特定を行います。
携帯で専用のアプリを開けばほぼリアルタイムで子供が今どこにいるか居場所がわかるアイテムです。
また現在の場所の特定だけでなく、24時間分の移動ルートも確認することができます。
使い方は、子供がこの端末を持ち歩くだけ。それを親が携帯の専用アプリをダウンロードして見守ります。
ストラップホールがついているにで首やカバンに下げたり、洋服に引っ掛けておくことも可能。電源ボタン等もなく子供が誤ってどこかをいじってしまう心配もなく、防水&防塵でやんちゃな子供に持たせても安心です。
この他以下の機能も付いています。
- エリア通知(場所を登録しておくと、その場所の出入り時にお知らせ)
- 乗り物通知(バスや電車に乗ると自動でお知らせ)
- 一時エリア通知(設定した時のみ、そのエリアから子供が出たときにお知らせ)
- 専用アプリを使って複数での見守りが可能(パパママ、祖父母などと共有して使える)
- バッテリーの残量はスマホで確認可能。残20%を切ると自動でお知らせ
ファミリードットを使う方法と料金は?
ファミリー度とは買い切りタイプの位置見守り機です。
一度購入してしまえば2年間、利用回数の制限はなし。
また、契約手続きや通信料、解約料は一切ありません。
標準価格:14880円
※本体費+通信費2年分込み
- 71の国で利用可能(海外旅行でも安心!)
- メーカー保証1年付き
- 専用アプリの動作状況:Android 5.0以上/iOS 11.0以上
ファミリードットは、アウトドアやお出かけ以外でも日常の子供見守りに使えるアイテムです。
特に
共働きで子供が帰宅する時間に家にいない
子供が習い事にひとりで行く
といった場合は
こういった見守り方法を利用するというのも1つの安心になりますよね。
ただ電波の届かない環境での利用は場所によっては動作に誤りがでる可能性もあるので注意が必要です。
ファミリードットの公式HPを見る
FamilyDot (ファミリードット) ホワイト FD1W
子供の迷子防止グッズ④みもりGPS
みもりGPSとは?
みもりGPSは、日本最大級の無料の不審者情報サイト「マチコミ」が開発した見守りシステムで、ひとつ前でご紹介したファミリードットと似たタイプのGPS端末になります。
GPS機能により子供居場所を特定することができ、GPS衛星の届かない屋内や地下でも現在地を特定することができます。
また過去1か月の移動ルートが確認できるので、子供の行動を履歴を踏まえて見守ることができます。
そのほか、ファミリードットと同じような機能が付いています。
- 登下校のお知らせ
- 自宅から遠く離れたらお知らせ
- 乗り物で移動したらお知らせ
- 迷子防止機能あり(設定後、保護者と10M離れたときにスマホで通知)
- 複数で見守ることが可能
- バッテリーの残量低下のお知らせ
ファミリードットと機能の違いは?
機能や使い方はファミリードットととても似ていますが
ファミリードットと異なる機能が2つ挙げられます。
- 音声で子供を守るという機能付き
- 通知ボタン(子供からのSOS発信ボタン)
音声で子供を見守る機能
これは、みもりGPS端末から音声がでて子供に直接危険をお知らせしてくれる機能です。
- 保護者が設定した危険エリア
- 地域の方が投降した危険エリア
- 全国の不審者情報と連携して不審者が目撃されたエリア
の情報に基づき、子供がその場所へ立ち入った際は
音声で以下のように警告します。(サイレントモードの切り替えも可)
音声の例:
「危ない場所です。立ち入らないでください」
「おうちからだいぶ離れました。おうちのほうへ戻ってください」
このように子供の行動に合わせて危険をお知らせしてくれるのはとても安心感がありますよね。
通知ボタン(子供からのSOS発信ボタン)
これは、みもりGPS端末にある緑のボタンを押すことで親の携帯にお知らせをしてくれる機能です。(メールや会話のやりとりはできません)
助けて!とSOSの合図、習い事から帰るよという合図、
使い道は家庭に合わせてできます。
みもりGPSを使う方法と料金は?
こちらは端末を購入するのに加えて月額料金も発生します。
端末料金:8800円(税別)
月額利用料金:680円(税別)
- 利用可能エリアは国内
- 1年間の保証付き
注意点が2つあります。以下を確認してから購入しましょう!
- NTTドコモ社のFOMAエリア/FOMAプラスエリア内での利用が可能となっており予め、お住いのエリアの確認をしておく。
- iPhone及びAndroid 4.3以上のスマートフォンで利用可能だが、まれい利用できないスマホもあるため購入前にアプリをインストールして利用できるかの確認を行う
子供の迷子防止グッズ⑤ハーネス
ハーネスというとリュックタイプで紐がついているタイプを想像するかと思います。
そういったハーネスは、迷子を防ぐだけでなく
歩けるようになった1歳~2歳の小さな子供が
ひとりで歩きたい!と手をつなぐのを嫌がるときなど
事故防止としても有効的なグッズですよね。
ハーネスの種類によっては
3歳以上でしっかり自分の足で歩ける子供にとって
ディズニーランドやイベント、海外旅行など
人混みを歩く中で迷子を防ぐ手段にもなります。
その際に利用するハーネスとしておすすめなのが手首につけるタイプの伸縮性のあるハーネスです。
伸び縮みすることである程度の自由はききますが、ママと子供が手首同士でつながれているので子供を見失うことがありません。
また1~2歳向けを中心としたハーネスの紹介はこちらで詳しくしています↓
子供の迷子を防ぐために親ができること。
子供の迷子を防ぐために親ができることは第一に『目を離さないこと』
それは重々承知で分かっているのだけど
だけど、どんなに目を離さないように気を付けていたとしても
ちょっとした数秒の隙に子供を見失ってしまうことってあります。
『目を離した親が悪い』と言われればその通りなのですが・・
『目を離さないようにする』ことがどれだけ難しいことか。子供が複数いたらなおさらです。
目で見守るだけで迷子を防ぐことは難しい場合もありますし
また、小学生にもなれば一人で外出する機会もぐんと増えますよね。
だからこそ、ここでご紹介したような迷子を防ぐためのグッズを準備しておき
子供と迷子になったらどんな行動をとるべきか
についてもしっかり話し合っておくべきだと感じます。
子供と迷子になったときどうするかを話し合う
例えば花火大会やショッピングセンターなどに出掛ける際は、迷子になったらどうべきかを事前に話し合っておきます。
子供がある程度大きければ、目印になる場所に集まる と決めておくことができますし
もしくは、店員さんに「迷子になった」と伝える
という方法もありますよね。
キャンプなど自然の中での迷子ならば、
「笛を思いっきり吹きなさい」「山の中なら進まずその場所にいなさい」と言います。
こういった話し合いをすることは、子供が迷子になったときにすぐに見つけ出せるカギになります。
また、人が多い場所、もしくは山などへ行くときは子供の洋服の色にも気を配ります。
子供の服の色は明るい色にする
黒や落ち着いた色の子供服はオシャレだなぁ~と思うのですが
人混みの多い場所や山など自然が豊かな場所では
迷子になったときにすぐ見つけ出せる目印となるようにハッキリした色の服を着せましょう。
赤や黄色、オレンジなど。
そうすると、周りの人にも「赤のTシャツを着た子供が迷子になりました」と情報が伝わりやすいですよね。
カラーのある帽子もおすすめです。万が一子供が迷子の途中に帽子を落としてもそれが手掛かりになります。
また、こういった腕につけるタイプのインフォバンドは遊園地やディズニーランドなどでおすすめです。
名前や住所、電話番号、アレルギーや病気、障害など、迷子になって保護してくれた人に知ってほしい情報を記入することができます。
まだうまく自分のことを伝えられない年齢の小さな子供にいいですよね!
迷子対策は事前にしておいて損はなし!
今のうちにできる対策はしておいて万が一に備えておくと安心です。
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