体に優しい食生活

子供のお弁当箱はプラ製ですか?知っておきたい有害物質のリスクとは

子供のお弁当箱。脱プラ推進

先日、もうすぐ幼稚園へ入園する弟くんにお弁当箱を買おうと

ショッピングモールへ探して行ってきました。

3月という時期もあって、可愛いデザイン・キャラクターもののお弁当箱がズラリと並べられています。

ところが、そのほとんどがプラスティック製のお弁当箱ばかり。

プラスティックのお弁当箱は使いたくないので、結局お店で買うことはやめてネットで購入しました。

まだまだ体が未熟で発達段階の子供たち。

だからこそ、安全性にはこだわりたいと思っています。

プラスティックのお弁当箱は危険!?プラ弁が子供に及ぼす影響とは

プラスティック製のお弁当箱、最近では100均でも売られていますね。

全体的にプラ製のお弁当箱はお値段がお手頃で色もカラフル。子供が喜ぶデザインが散りばめられていてカワイイです。

それに、密封性もあり軽くて子供が扱うにはピッタリ。

そのため、子供のお弁当箱はプラスティック製が現在の主流となっています。

 

だけど、

あなたはプラスティック製お弁当箱の安全性については考えたことありますか?

私は、プラスティック製品が子供の体に悪影響を及ぼすリスクを知り、プラのお弁当箱は使わないと決めました。

ふーこ
ふーこ
子供だけでなく大人だってリスクはあるので、家族の健康を考え、既に持っているプラの保存容器などをガラス製・ホーローに少しずつ移行している最中です。

プラスティックのお弁当箱。一体何が問題なの?

プラスティック製のお弁当箱(そのほか保存容器・食器・哺乳瓶なども)の多くは、「ポリカーボネード」という種類のプラスティックが使用されています。

このポリカーボネードとはBPA(ビスフェノールA)という化学物質を原料に作られています。

そしてこのBPAという化学物質が、食べ物に移り、人の体に影響を及ぼすのではないかという点が問題視されています。

実際に、厚生労働省のHPにBPA(ビスフェノールA)についてのQ&Aという文書が公表されており、その危険性を踏まえて国も対策を検討しているようです。

その文書のはじめには以下のように書かれています。

ビスフェノールAについては、近年、動物の胎児や産仔に対し、これまでの毒性試験では有害な影響が認められなかった量より、極めて低い用量の投与により影響が認められたことが報告されたことから、妊娠されている方(これらの方の胎児)や乳幼児がこの物質を摂取すると影響があるのではないかという懸念が持たれています。欧米諸国でも、このような報告から、ヒトの健康に影響があるかどうか評価が行われているところです。

~略~

また、公衆衛生の見地から、ビスフェノールAの摂取をできるだけ減らすことが適当と考えられるので、関係事業者に対しては自主的取組をさらに推進していくよう要請し、また、妊娠されている方や乳幼児を育てておられる方への食生活上の助言を含め、ビスフェノールAについてのご理解を深めていただくためのQ&Aを作成いたしました。
引用元:厚生労働省「ビスフェノールAについてQ&A」

但し、上記の文書は平成22年1月に更新されたきりで古い情報です。

「食品からのBPAの摂取が体に及ぼす影響について食品安全委員会に食品健康影響評価を依頼しているところです」との記述がありますが、その後はどうなったのでしょ
う・・?

そんな日本をよそに、BPAの規制強化をしている国も出てきています。

カナダ:2010年BPAを有害物質に指定。哺乳瓶へのBPAの使用を禁止

アメリカ:2009年哺乳瓶メーカー6社はBPAの使用を停止。2012年哺乳瓶・子供用コップのBPAの使用禁止

EU:2018年欧州委員会において特定の食品に接触するBPAの規制強化が決定。乳幼児の飲料カップ・ボトルにおいてBPAの使用は一切禁止。

フランス:2010年BPAを含む哺乳瓶の製造・輸出入の禁止。2015年よりBPAを含む食品容器の製造、輸出入、市場投入を禁止。

日本では海外までの規制はされていないのが現状ですが、やはり海外のBPAの対応を見ても、特に乳幼児へのリスクは高いと考えます。

子供たちが使うプラ製のお弁当箱(その他容器も含めて)は使わないという選択をしておいたほうが安心ではないでしょうか。

プラスティック弁当でBPAが子供の体内に。懸念されている症状

プラスティック製品を使い、BPAが体内に入ることで及ぼすリスクとしてこれらが懸念されています。

  • 脳の発達異常
  • 神経系・免疫系の
  • 発達障害(自閉症・ADHD)
  • 肥満
  • 生殖異常
  • 女性の性的早熟
  • 乳がん
  • 不妊症

胎児や乳幼児は特に、BPAが体内に取り込まれたときにその毒性を無毒化する代謝機能が低いため、影響を受けやすいといわれています。

そのため、海外でも哺乳瓶や子供の食器についての規制が強化されているんですね。

また、現代の若い世代で増えている不妊症や乳がん。

これらのリスクがある物質を小さな子供のうちから体内へ取り込み続けていたら…と考えると、大人になった時の影響も心配です。

これなら安心!子供のお弁当箱にオススメの素材は?

安全性高く、安心して子供に使えるお弁当箱としてあげられるのはこの3つです。

  1. BPAフリー
  2. ステンレス製
  3. 曲げわっぱ

私自身、この3つそれぞれのお弁当箱を使用したことがあり、今もなお愛用しているのはステンレス製のお弁当箱です。

安全性の次に、デザインや耐久性、使い勝手…何を優先するかで選ぶ基準が変わってくると思うので

それぞれの特徴、実際に使ってみて感じたメリット・デメリットをご紹介していきますね。

1.BPAフリーの弁当箱

「BPAフリー」と表示されたプラスティック製品を見かけたことありませんか?

アメリカやヨーロッパでは、プラスティック製の多くはこの表示がついているものが多く出回っていますが、日本でもじわじわと増えてきているなぁと感じる今日この頃です。

BPAフリーとは

BPA(ビスフェノールA)という環境ホルモン由来の有害物質を使用せずに作られたもの。主にプラスティックの容器・マグカップ・おもちゃなどで使用されている

見た目はプラスティック製と変わりありませんが、BPAを含まないため安全性は高いといえます。

お弁当箱の容器だけでなく、子供用マグカップや哺乳瓶、おもちゃにもBPAフリーの表示がされているものもあるので、チェックしてみてくださいね。

BPAフリーの弁当箱

【メリット】

  • 有害物質BPAを使っていない
  • 子供が好むデザイン・色が豊富
  • 食洗機が使えるものが多い
  • 電子レンジが使える
  • 軽い
  • パッキンが付いて密封性がある
  • お手頃価格なものが多い

【デメリット】

  • 匂いや色がうつりやすい
  • 油汚れが落ちにくい
  • 素材上、劣化しやすい
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2.ステンレス弁当箱

ステンレス弁当

ステンレスは、鉄とクロム・ニッケルの合金鋼でできており、頑丈で丈夫なうえサビなどの心配もない素材です。

有害な物質を含まないため安全性も高く、プラのようにお弁当の匂いやケチャップの色がうつるといった心配もありません。

この使い勝手の良さから我が家はステンレス製のお弁当箱を長らく愛用しています。

ふーこ
ふーこ
長いもので12年使い続けているものもありますが、変形することも、匂いや色味がうつることもなく、購入時と変わらない清潔さを保ちながら今も使うことができています。スゴくいいです!!

ステンレス弁当箱

【メリット】

  • 有害物質BPAを使っていない
  • 匂い・色がうつりにくい
  • 油汚れがすぐ落とせる
  • 丈夫で頑丈
  • いつまでも清潔に使える
  • 食洗機が使えるものが多い

【デメリット】

  • 電子レンジが使えない
  • プラ製に比べると重い
  • 液漏れする場合あがる
  • 価格が少し高い

電子レンジでお弁当を温める習慣のない私にとっては、ステンレスに関してはほぼデメリットがないです。

紹介している3つの中で一番オススメしたいお弁当の素材です。

弟くんのお弁当箱も、BPAフリーのもの等いろいろと探しましたが、結局ステンレス製を購入しました。

キャンプやピクニックなど、子供のお弁当箱としてだけでなく様々な場面で活躍してくれるという点もとても気に入っています!

ふーこ
ふーこ
弟くんは食欲旺盛なこともあり、幼稚園の3年間同じお弁当箱を使えるように大きめにしました。
年少のうちは、果物も一緒に詰めて量を調整するつもりです。
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3.曲げわっぱ

わっぱ弁当

曲げわっぱは、ひのきや杉から作られる木製のお弁当箱です。

素材がシンプルに天然の木でできているので、安心して使うことができます。
(ここでは塗装されているものではなく、あくまで天然木だけで作られているわっぱについて書いています。)

木の素材というだけで、詰めたお弁当が美味しそうに映るインスタ映えするお弁当箱で、
長く使えるという点も魅力に感じ、以前私も使用していました。

ふーこ
ふーこ
しかし、洗ってからの乾燥が足りなかったのか、きわが黒ずみカビが生えてしまうという失態をしてしまいました。ズボラな私には向いていなかったようです…。

そんな失敗もありましたが、木の香りが良く、ごはんの水分を適度に吸収してくれるので、時間がたってもべちゃっとならず美味しいごはんが食べられるという点が特にお気に入りでした!

曲げわっぱ
【メリット】

  • 有害物質BPAを使っていない
  • 見た目がよい
  • 軽い
  • 冷めたごはんも美味しく食べられる
  • お手入れ次第では長く使える

【デメリット】

  • お手入れをきちんとしないとカビる
  • 密封ではない
  • 電子レンジが使えない
  • 食洗機が使えない
  • 値段が高い

密封性がほぼないので、活発な子供が背負うリュックやバックに詰めるのは漏れや崩れが心配かもしれません。

また、子育てに追われて日々忙しいママさんにとって、曲げわっぱの

  • 食洗機NG
  • その日のうちに水洗いしてしっかり乾燥させる

というお手入れは人によっては手間かもしれません。(私のように…w)

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子供のお弁当箱や食器から脱プラスティックを始めよう!

食器 プラスティック製

プラスティック製のお弁当箱に含まれる有害物質とされるBPA。

子供が小さいほどに、体に取り込んだ有害物質が無毒化されにくく影響を及ぼす

このリスクは、目に見えないものだからこそ怖いものだなと感じます。

避けることできるなら、避けて子供に安心した素材のものを使いたい、と思います。

お弁当箱に限らず、現代の日本には

安くて割れにくいという利便性からたくさんのプラ製の食器などが溢れています。(特に子供用は多いですよね)

外食で使う場合は避けれないですが、せめておうちだけでも、

脱プラスティックを始めましょう。

子供にとって一番身近なお弁当箱や食器から少しずつ。

デザインや見た目、利便性より前に「安全性」を選ぶときの基準としてもっておくべきことだと感じます。